幼児教室で評判のイクウェルチャイルドアカデミー(以下イクウェルと記述します)。
元々は七田式チャイルドアカデミーというお名前でしたが、大人の事情でお名前が変わりましたね。
(大人の事情はよくわからないのでさらっと流しておきます。)
調べてみると、名前は変わっても七田式教室と内容はほぼ同じよう。
七田式は東大生を多く輩出し、知能開発で有名な幼児教室です。
月謝は高いけど、頭の良い子に育てられるなら…！
教育ママじゃなくても、とても気になる幼児教室ですよね。
今回はイクウェルの無料体験について具体的な内容や感想をレポートします。
イクウェルの無料体験について知りたい方はぜひ参考にしてくださいね～！
イクウェルの無料体験のながれ
2019年7月に2歳の息子とイクウェルの無料体験に行きました。
体験の予約や、当日のながれについてご紹介します！
無料体験の予約
無料体験の予約は公式HPから申込ができます。
家の近くの教室を選んで申込んだところ、翌日にはイクウェルから電話で連絡がきました。
HPからの予約申込時、希望の曜日を入力したのですが…
全く別の曜日の日時を指定されたことは驚きでした(笑)
いくつか候補の日程をあげるとかでもなく、「○月○日 ○時でいかがでしょう？」というあらかじめ決められているスタイル。
まぁ先生方や教室の空いてる時間でやるので、希望の日程にならないのは致し方なし…
指定された日時でOKし、すんなりと無料体験の日が決まりました。
教室の場所が分かりにくい建物ということで、このときに詳細な道順について説明をしてくれました。
ちなみに電話をもらった翌日あたりにイクウェルの資料が郵送で届きました！
無料体験の内容
無料体験はマンツーマンの個人レッスンです。
実際に息子の年齢のクラスを担当している先生ではなかったのが、少し残念。
まず始めにアンケートを記入してから、授業の体験が始まります。
ちなみにアンケートに
「お子さんはどのような子ですか？ 」
という質問があったので、少し考え込んでたら
そんなに考えないで直感で記入してくださいね
と言われたので、そのとき思い付く息子の性格を急いで書きました。
アンケートの記入内容を先生が確認し、早速授業が始まります。
先生と机を挟んで対面に2つイスが用意されてたので、息子と並んで座りました。
↓の②以降は息子が少しぐずったので私の膝に座らせてました。
(先生も息子が一番リラックスする状態でやりましょうと優しかった)
【体験授業の内容】
①時刻の確認
先生が時計を指して
「短い針が10、長い針が12！10時になりました」と、時計の説明。
②あいさつと歌
歌をながし、ごあいさつ。
そのあと腕を回して深呼吸。
息子は緊張で固まってたので、深呼吸は私だけやってました(笑)
③カレンダー
先生がカレンダーを見せて、今日の日付を確認します。
「ついたち」から「とおか」までを早めのテンポで読み上げ、曜日も同様に読み上げました。
④ドッツカード
点が書かれているカードを先生がリズムよく(なかなか早めのスピードで)めくっていきます。
だんだん点の数が増えていき、先生の指定した数のカードを見分けられるかというものでした。
⑤フラッシュカード
七田式といえばフラッシュカード！
噂通りの早さでカードがめくられてました！
(カードはひらがなのものでした)
⑥瞬間記憶
先生が1枚のカードを見せ、少ししたら隠します。
色違いの絵の一覧から、先生が見せたカードと同じ色のものを見つけるものでした。
(息子はたまたま全問正解！)
⑦かず
先生が歌にのせて手作りのカードを広げていきます。
そのあとでプリントをやりました。
プリントに書かれている数字(絵も描かれてる)と同じカードをプリントに並べていくもの。
⑧ひらがな
「あいうえお」が書かれているプリントに、同じ文字のカードを並べました。
(かずと同じようなやり方)
⑨時計の確認と終わりのあいさつ
①と同じように時計を見て時刻の説明をし、終わりのあいさつ
ノンストップで20分走り抜けました！
その後、入室についての説明や質問タイムを20分ほど設けてもらい無事終了となりました。
無料体験の感想
実際の授業は50分ですが、無料体験は半分以下の20分でした。
20分だとあまりできることはないのかな？と思っていましたが、
中身が濃密で物足りなさは全然感じません！
知能開発を目的としているだけあってお勉強色の強い内容です。
イラストや歌を使って楽しみながら学ぶといった要素もありますが、わいわい遊んで学ぶといったものとは違います。
”小学校受験や子どもの能力を高めたい”という目的のために通う場所だなとひしひしと感じました。
ただ、お勉強メインの教室でも先生の雰囲気は優しかったです。
イクウェルがほめて伸ばすことをちょっとしたことでもほめてくれるスタイルはとても好感が持てました。
子どもの可能性を広げることができるかも！と思えば高いお金を出して通う意味はありそう。
イクウェルの無料体験で質問したこと
実際にイクウェルの無料体験を受けて疑問に思ったことや前もって用意していた質問に答えていただきました。
授業中に子どもがぐずった場合は？
先生も気にかけてはくれるみたいですが、グループレッスンなので他の子どもたちの授業を中断するわけにはいきませんとのこと。
もし子供がぐずったり集中力が途切れた場合、
部屋を出て親子でリフレッシュしてから再度授業に戻る
という対処になります。
他のお子さんも高い月謝を払っているし、一人のために授業は中断できないから納得ですね。
授業の内容が物足りないと感じた場合は？
ほんと恐れ多い質問だったのですが、うちの息子は4月生まれでさらに言葉の発達が早めです。
(1歳半前に二語文、2歳前ですでに日常会話ができてました)
もしかしたら、学年ごとの授業では物足りなく可能性も…
あるかもしれませんよね…？（弱気）
勇気を出して質問してみると
もし授業の内容に物足りないと感じたら、一つ上の学年のクラスをお試しすることもできます。
上のクラスに空きがあり、お子さんにも合ってるようでしたらクラスの移動ができます。
必ず学年ごとのクラスで受講というわけではないとのこと。
子どもの力量と希望次第では上のクラスに移動できるので物足りなさは心配無用でした！
逆に学年ごとのクラスでついていけるか不安な場合にも、一つ下のクラスにしてもらうこともできそうです。
学年ごとのクラス分けが絶対という教室が多い中、イクウェルは柔軟な対応をしてくれますね！
授業は座りっぱなしのお勉強だけ？
基本は無料体験のような知能開発メインの授業ですが、リトミックやトランポリンも別室で少しやるみたいです。
話で聞いた感触だと50分の授業の最後に行うんだそう。
動きたい盛りの子どもたちですし、最後だけでも体を動かしたり歌ったりという場があるのはうれしいですね。
体験授業の時間内ではやりませんでしたが、帰り際に先生が別室でピアノを弾きながら歌ってくれました。
月ごとに季節の歌をみんなで歌ったりするようです。
お勉強も大事だけど、リトミックなど歌ったり踊ったりということも大事ですよね！楽しい要素がある方が親としても安心！
イクウェルの無料体験終了後・勧誘などについて
イクウェルは無料体験の申し込みから終わりまで入室を求めてくるようなことは一切ありませんでした。
正直言うと、無料体験申し込み後すぐに資料が送付されたことからしつこくアピールされるかなと警戒していたんですけどね。
無料体験授業後の質疑応答も、本当に質問に答えるだけで入室については強く勧めてはきません。
勧誘は全くないけど「入室するかしないかは電話などで一報ください」とのことでした。
教室によって多少事情は違うかもしれませんが、私が調べた限りでは自分も含め勧誘がしつこいといった心配はないです。
ちなみに私が無料体験を受けたときは「サマーレッスン」の案内がありました。
入室金なしの月謝のみで、7・8月に4回実際のクラスに通うことができるものです。
幼稚園などの夏休みを狙ったキャンペーンぽいですが、これはとても魅力的に感じました。
4回通えば子どもの様子もじっくり観察できるし、4回キリの体験だと思えば申し込みのハードルも低いですからね。
魅力的と言っても1ヶ月2万弱はやはりお高いなとは思うんですけどね。
結果、我が家では試しにサマーレッスンだけはってみようという話になりました。
その後のことは決めてませんので、何か追加情報があれば記載しようと思います。
イクウェルの無料体験・総じての評価
20分の体験授業も内容が濃かったし、勧誘も一切なかったので本当に行ってよかったです！
ただ、20分だけでは子どもの反応もつかみきれないので、実際に入るかどうかの決め手は親の意思です。
でもこれは他の幼児教室にも言えることですからね。
正直に言って1回の体験で習い事を決めるのってめちゃくちゃ難しい！
子どもの習い事って候補があればあるほど迷ってしまいます。
だからこそ無料体験に行って教室や先生の雰囲気をつかむことも大事ですよね！
イクウェルが気になる方はぜひ一度体験してみることをおすすめします。
個人的には勧誘もなく、先生も優しかったので好感が持てる幼児教室でした！
