私は埼玉県で2歳の息子を育てる専業主婦です。
高校卒業するまでの18年間は岐阜県のとある田舎に住んでいました。
思い出いっぱいで愛着のある地元です。
自分が子育てをするようになってから地元に帰ると、子育て環境の違いに気付くようになりました。
息子が生まれてから地元に帰省する際は、毎回2週間ほど滞在しているので病院や支援センターも利用してます。
今回は田舎と都会の子育て環境の違いについて思うところを書いていきます!
都会と田舎について参考地域はこちら
田舎代表:岐阜のとある市(私の実家があります)
あくまでも私個人の意見であり、住んでる地域によっては当てはまらないこともあると思います。その点はご了承ください。
都会と田舎の子育て環境①:保育園
子育てをするうえで欠かせないのは保育園の存在。
共働き家庭はもちろん、専業主婦の方にとっても一時保育はなくては困るものです。
保育園の待機児童問題
東京を筆頭とする都市でよく取り上げられる待機児童問題。
私が今住んでいる埼玉県でも、もちろんあるあるな話です。
ワーママですら保育園に入れない地域が本当にたくさん!
実際、私の夫の同僚はまるっと2年以上待機児童で保育園に入れませんでした。
しかも2年たって保育園に入れたわけでなく、ベビーシッターを使っての社会復帰!
お金が心配すぎる!!
対して田舎代表の私の地元では待機児童はいません。
入園申請の際に保育が必要かどうかの点数付けは都会と同じようにありますが、一番低いであろう「就職活動」の点数でも入れます!
(就職活動は3ヶ月以内に内定もらわないといけないですが…)
出産を機に退職したなど、新たに働きに出たい専業主婦にとっては大きな助けになりますよね!
実際、私も保育園に預けられるなら働きたいのが本音。
(もっと本音を言うと、働きたいというよりお金が欲しい(笑))
働こうと思っても就職活動に子連れで行くなんてできませんし、預け先が決まっていないのに内定をくれる会社もそうそうありません。
専業主婦が働こうと思ったら、保育園の入りやすさは重要です!
もちろんワーママにとっても待機児童がないことで「保活一生懸命やらなくちゃ!」というプレッシャーもなくてすみます。
ワーママはもちろん専業主婦の社会復帰にとって深刻な保育園問題!
待機児童問題を考えると、社会復帰を果たしやすいのは田舎ということになりそうですね。
しかし田舎も働き先が少なかったり、パートのお給料が低かったりという問題もあったりします…
保育園の一時保育事情
専業主婦には欠かせない、一時保育!
私も息子が1歳過ぎてからたまに利用してます。
東京に住んでいた時から今もそうですが、一時保育が争奪戦です。
都会は待機児童がいるぐらいなので、一時保育も余裕がないんですよね。
保育園と保育士さんが足りてない問題です。
ちなみに東京に住んでたとき、一時保育を利用する場合は前月の下旬に予約が始まり基本は早い者勝ち!
予約を開始日を間違えて1日遅れて電話した日には空き日の少ないこと…
しかも毎週1日預けるとかは不可能だったので月に2回ほどの利用ペースでした。
対して田舎代表の我が地元。
ちょうど実家の近所にある保育園が一時保育もやってるので資料をもらったら…
「予約は3日前までに…」
「前月の何日から予約開始~」とかの説明ではないことにまず驚き!
しかも聞いたところ、人数オーバーで預かれないという日はあまりないとのこと!
さらに驚いたのが、一時保育料が東京の保育園の約半分でした…
人件費の違いとか物価の違いとかの事情があるので、大っぴらに「半額!」とかは言えませんが…
正直、田舎の保育園がとても魅力的に感じました!!
田舎の保育園はどこも園庭が広々してるのも魅力ですよね。
都会と田舎の子育て環境②:子どもに関する施設
子育てするうえで欠かせない遊び場や病院などの施設について、メリットとデメリットをあげていきます。
都会
メリットは徒歩圏内にすべてそろっているところです!
・支援センター
・公園
・病院(小児科や歯医者など)
などなど、子どもを連れてく近いに越したことはありませんよね!
しかもどの施設も電車で一駅とかまで足をのばせば複数存在します。
小児科でいつもの病院が休診日だったりしても、少し足をのばせば他の病院で診てもらえます!
支援センターや公園もいくつか身近にあるので、相性のいいところを見つけられるという利点がありますね!
選択肢が豊富で、移動範囲がコンパクトに済むのは都会ならではです!
…そんな施設の充実の都会のデメリットをあげるとすれば、
支援センターが狭く混雑してるところが多い…というところでしょうか。
都会は土地が高いので致し方ないですけどね。
0歳のうちはあまり動かないのでさほど問題ではありませんが、1歳後半で走り回るようになってくると広い方が魅力的です。
田舎
田舎でのメリットは支援センターの広さと車移動のしやすさです!
東京や埼玉の支援センターに比べて広いところが多く、あまり混んでいないのでのびのびと遊べます!!
(人口密度の問題でもあるので、良いことか悪いことか判断しづらいんですけどね…)
そして車移動がしやすいことも田舎の利点だと思います。
天気が悪い日や子どもの体調が悪い時など、車での移動は体力的な負担が少ないですしね。
何より子どもが泣いても周りに迷惑がかからない!
電車移動だといつ息子の機嫌が悪くなって泣きだすかヒヤヒヤします。
大きな声で騒がれても周りの視線が怖いですし。
都会の電車移動は子ども連れに優しくないところがまだまだあるので、子供が小さいうちは車移動しやすいというのは助かります!
ちなみに私たちは東京に住んでる頃から車を所持しています。
息子が生まれるタイミングで購入しましたが、買って本当によかった!
東京に住んでた頃から埼玉に移った現在も、週末のお出かけはもっぱら車での移動です!
ちなみに埼玉は東京よりも車移動がしやすいです!
東京では平日めったに運転しなかった私ですが、埼玉に引っ越してからは平日でも息子を乗せておでかけするようになりました~!
都会のメリットにあげた徒歩圏ですべてが済むようなコンパクトさはありませんが、車で少し移動すれば病院なども行けます。
このようにわりと便利な田舎の環境ですが、デメリットをあげるとすれば
お店や病院が少なく、営業時間も短い
ということでしょうか。
東京在住時には徒歩圏に3つほど小児科がありましたが、地元には小児科が全然ありません。
息子が実家で風邪をひいたときは隣町の病院まで車で連れて行きました。
そのときは普通に診療日で診てもらいましたが、
「小児科自体の数も少なく、かかりつけ病院が休診日のときにはどこまで足をのばせばいいのだろう…」
ということをふと考えさせられました。
あとはベビー用品店が地元にはないので、急ぎで欲しいものが出てきたときには困りましたね。
(ドラッグストアで売ってる範囲の物だったらなんとかなるんですが…)
都会と田舎の子育て環境➂:教育関連
都会にはたくさんの幼児教室や塾、学校があります!
・幼児教室とかの習い事は選びたい放題!(予算が合えば)
・学校も偏差値によって細かく分かれている!
都会の教育環境に関してはメリットはあれどあまり不便な点が見つかりません。
しいて言えばたくさん選択肢があって迷うといったところでしょうか。
これに対して田舎では
・幼児教室めったに見かけない!
・学校の数が少ない!(学校までが遠かったり、高校だと1校の偏差値の幅が広かったりする)
都会に比べたら教育関連施設の選択肢が少ないですね。
それでも問題なく過ごせますので、デメリットというほどではないかもしれませんが…
子どもの可能性を広げるチャンスは都会の方がが多いかもしれませんね。
田舎と都会の子育て環境:まとめ
私は息子が2歳なので、子育て期間はまだ短いです。
もっと子育て年数が長い人とは意見が分かれるかもしれませんが、
今のところ田舎での子育てに惹かれています。
2歳の子どもを育てる身としては保育園の入りやすさ、一時保育の預けやすさにめちゃくちゃ魅力を感じます!!
都会に比べて病院などの施設が少ない、学校が少ないっていうのは重々承知なんですけどね。
でもやはり混み混みした電車移動や狭い支援センターより、車ですいすい移動できて広々とした支援センターの方が日常でメリットを感じます。
あくまで私個人の意見ですので、この記事を読んでくださった方にはそれぞれの考えを持っていただければ幸いです。